既報の通り、このたび、当社はサイボウズソリューションパートナーとして正式に認定されました!
認定までの道のり
サイボウズのソリューションパートナー認定プロセスの中で最も大変だったのは資格取得者の条件をクリアすることでした。最初の合格者を出すまでに3か月を要しました。社内での試験対策方法がまだ確立されていないこともあり、どの程度の対策でどれくらいの得点が期待できるのかという情報が不足している状態でした。
「とにかく受けてみよう」という姿勢で、チームメンバーには何度も試験会場に足を運んでもらいました。この期間、知人やkintoneを扱うパートナー企業様の担当者様からも「問題が難しくなっているのでは?」「今まで受けた試験の中で一番難しい…」という声を耳にしていました。試験対策本が第4版になってから特に難しくなっているのかもしれません。その中で合格してくれたメンバーには心から感謝しています。
ただ、今回の件を受け、そもそも私自身が資格持っていればいいわけで、やっぱり資格取っておかないといけないなあと感じています。
kintoneを活用したDX支援
kintoneは業務系アプリケーション開発をローコードで実現できるソリューションです。昨今のノーコード・ローコード市場は急速に拡大しており、多くの企業がDXの加速とスピーディーな開発による生産性向上を目指しています。 このようなトレンドの中で、私たちもkintoneを活用し、お客様のDX化を積極的に支援していきたいと考えています。
具体的には、kintoneの導入支援やシステムの改修などを対応してまいります。特にkintoneの標準機能では対応できないような改修(JavaScript開発、API連携)や、トヨクモFormbridgeなどの外部プラグインの導入支援も行ってまいります。
また、2025年4月にはkintoneにAI機能「kintone AIラボ」が追加され、AIチャットによる検索機能なども登場しています。このような最新機能も取り入れながら、より付加価値の高いソリューションを提供していきたいです。
再びkintone事業へ
実は前職でもkintone事業の推進業務を担当しておりました。その経験もあり、今回のパートナー認定取得の手続きはスムーズに進めることができたと感じています。
再度kintone事業に携わると決めた背景には、これからさらにkintoneの市場が拡大するという期待があります。サイボウズは2028年度に連結売上高509億円(2023年度から2倍の成長)を目指す中期目標を掲げており、その達成の鍵はkintoneの全社導入・大規模導入の推進にあるとしています。また、ノーコード/ローコード開発市場自体も2025年度には約1,500億円を超える見通し であり、市場の成長性は非常に高いと言えます。
このような市場の拡大に加え、ノーコード技術の進化とサイボウズが持つパートナーネットワークという貴重な資産も、大きな魅力だと感じています。
今後の展望と営業戦略
私自身営業力が弱いので、この先の不安も大きいのですが、フューブライト・コミュニケーションズの持つ独自のネットワークや、技術を活かした新しい販路の開拓と、技術の向上、パートナー様との強い協業関係の構築、自社製プラグインの開発も並行して進める、発言の機会を積極的に得るなど、露出機会も増やしていきます。
また、2025年度はkintoneの導入に活用できるIT導入補助金の制度が変更され、単独での申請が可能になりました。 このような支援制度も積極的に活用し、お客様のkintone導入をサポートしていきたいと考えています。
直近で開催される予定のパートナーミーティングには、東京だけでなく大阪や福岡にも足を延ばし、先輩企業様へご挨拶させていただきたいと考えています。同業の皆様、ユーザー企業の皆様、これからもよろしくお願いいたします!

しだ@フューブライト
フューブライトに突撃入社しました。普段はソリューション営業として、お客様のIT投資を応援しています。
当ブログでは、色々なITツールやWebフロント寄りの簡単TIPS紹介、たまに会社の面白いところ紹介したいと思っています!