はじめまして!フューブライト・コミュニケーションズでエンジニアをしているダイチです。
今回から何回かに分けてうちの会社が使っている『Gather(ギャザー)』というオンラインのバーチャルオフィスについてお話させてもらいます。
第1回目の今回は、なぜGatherがフューブライト・コミュニケーションズの社内ツールに導入されたか。
今までの記事にもありましたが、フューブライト・コミュニケーションズは本社の東京のオフィスに出社する必要はありません。世界中どこに住んでいても、どこで仕事をしても成果を出せば自由。なので僕も顔を合わせたことが無い社員の方もいます。(その殆どが僕みたいなエンジニアなのでこんな事が出来るているということもありますが…。)
とはいえ仕事をする上でどうしてもコミュニケーションを取る必要ありますよね?
僕みたいな駆け出しエンジニアだと分からないところを先輩に聞きたいと思っていても、目の前にいないから今声をかけても良いか分からないなんてこともあって、どうにか出来ないか漠然と悩んでいました。
友人のエンジニアに聞いてもやっぱり同じような悩みを聞きます。
そんなことを考えていた時、会議で社長が
俺寂しいもん!
話す人いなくてさー。
最近はやってる、『メタがバース!!』って感じなやつでどうにかならんもんかねー??
ってか『メタ!がバース!!』って…。何言ってんだ。。。
ちなみにその時思った僕の頭に浮かんだ『メタがバース!!』のイメージはこんな感じでした
著作者:Lifestylememory/出典:Freepik
そんなことをぼんやり思っていたら、同期のレオンが冷静になるほどなるほど、それならGatherというものがありまして…
レオン
と、おもむろに画面を見せて説明を始めたのです。
さすがはレオン!!
そして一通り説明がおわり
よし、じゃぁ今日からコレ使おうぜ!
うん、じゃダイチ頼むね!!!
!!おれー!?(レオーーンっ!!!!)
ダイチ
と、そんなこんなで、とばっちりを受けつつも僕の同期であるレオンが発案した意見がものの一瞬で通ってしまいました…。
まさか入ったばかり社員の提案(?)が本当に社内ツールに採用されるとは思いませんでした。恐るべしフューブライト・コミュニケーションズ
ここで少しGatherについて説明します。
Gatherは2020年5月にアメリカでローンチしたオンライン上のカスタムスペースサービス。簡単に言うとオンラインで人が集まる空間を提供しています。 Gather開発の背景には、「遠くの友人との関係性をどうやって保ち続けるか」という問いに対して究極のメタバースを実現すべく開発されたというのが背景にあるようです。 言葉で言ってもわかりにくいでしょうから、実際のスクリーンショットを載せてみます。 どうですか、まるで8ビットのゲームのようなタッチ。このオンライン空間にメンバーが集ってくるのです。 会社のメンバーでテストで接続したんですけど、8ビットゲームの中で自分のアバターが自由に動き回っている状況に、テストをした全員が一瞬でテンションが爆上がりに! 8ビットタッチで描かれているグラフィックに目がいってしまうのですが、Gatherにはオンラインコミュニケーションに活用できる機能が洗練され詰め込まれているんです。 フューブライト・コミュニケーションズもそうだったのですが、基本的なやり取りはSlackで文字ベースですし、一般的な会社さんもそういうところが多いんじゃないんでしょうか? でも、文字だけだと繋がりきれていない孤独感を感じてしまう時があったり、ふらっと質問したい時に相手の状況が今ひとつ分からないなんていう障壁を感じていました。 しかし!Gatherだったら自分のアバターを話したい人の横に移動させることで、相手に『話したいことがある』ということをアピールできるのですんなり会話をスタートさせることができます。 文面だと「ちょっといいですか?」と送ってから向こうからどんな返答が来るか気にすることもありましたけど、Gatherではその抵抗感もほとんど感じません。まさに『Gatherマジック』です! そんなGatherなので、その場で触ってみたメンバー全員が好感触。 僕自身も『このサービスが社内に浸透すればなぁ』なんて漠然と思っていましたが、その後一瞬で社内ツールに採用されました笑 今では導入以降は日常的にバーチャルオフィスとして使用したり、定例会議をGather内で行ったりしています。 今後の展望としてはGatherで社内見学ができるようにしたいと思っているので乞うご期待!(無いかもしれませんが笑) さて、次回以降は、具体的なGatherの機能について見ていければと思います!!
コロナ禍という現実とメタバースのムーブメントに乗って、徐々に注目のサービスになってきています。