2022年1月からフューブライトコミュニケーションズでは、心身をリフレッシュするために家から外に出ることを推奨する、社員に向けての新たな福利厚生「外に出よう!サポート」制度が新設されました。
第1回目はこの補助の仕組みとがどうやって出来上がったのかを聞いてみましたが、第2回目はどうやって制度を決めたのについて引き続き社長に聞いてみました。
テレワークに疑問をもっている世の管理職の方々の考えもズバッと斬ってます!
アイデアはあったから、参考になる資料とか事例とか探したんけどあまり良い資料が無かったんだよ。
あーだこーだ考えたけど、「宿泊費は良いけど交通費はダメ」「ワーケーションなら良いけど旅行はダメ」とか中身にいちいち口を出すと結構面倒臭いってなったから、だったらいっそ「家から出たら自分が使いたければ使えばいいよ」ってことにしたほうが、管理する方も使う方も結果として楽だったってこと。
実は最初、「宿泊費だけ1日5,000円補助しよう」という話も出たんだけど、色々若い社員に聞いたら「そもそも、そこに行くお金が無い」って言われたんだよ(笑)
なので、「交通費も含めてこの枠の中で組み立てればいいじゃん」って話にしたんだ。
なので、「交通費の割合を増やして宿泊費を抑えて遠くに行く」っていうのでも良いし、極端な話これって国内外問わずだから、コロナが落ち着いて以前みたく海外へ自由に行けるようになったら、アジアの安い宿泊費のところに行ってもらって仕事してもらっても全然構わない。
ただし時間は日本にあわせてもらわないといけないから、時差は考慮してもらう必要があるので、それが大変かもね(笑)
今、東京に住んでいるんだけど、地方にそのうち引っ越したいって社員がいて、実は今一緒にその社員が住む場所探している(笑)
うちの会社はホント仕事が出来ればどこでも良い。それが火星でもね(笑)
今って、そもそも出社すること自体が仕事の一つになっちゃってるじゃない?
そうなると逆に何も生産してなくても出社してれば仕事した気になっちゃうわけ。でも、出社が無くなれば必ず何かをして結果を出さないといけないから逆に分かりやすくて良い気がするんだよね。
実際の姿が見えない方が、「自分の事を見てくれているか」とか、「何もしてないから誤解されていないか」とか、「進捗が大丈夫か心配になる」とかで連絡が密になると思うんだ、お互い信頼関係が出来ていれば。
仕事が出来なくて損するのは自分だし、出来なかったら当然給料も上がらない。結局困るのは自分ってことになるよ。
なので、今までのアピールの仕方とは違ってちゃんと結果を出せばそれが評価の対象になるし、結果しか評価の対象にならないから、どこにいようがどんな格好してようがそんなの関係ないし問題ないと思うんだよね。
もちろん、打ち合わせだったりで顔を合わせないといけない部分は仕方ないことはあるけど。
リモートワークだからこそかもしれないけど、自分で自分を律するっていうマネジメントが大前提になっているから、厳しいかもしれないけどそれが出来ない人は社会人として話がそもそも出来ないってことになっちゃう。
集まってはあーだこうだやるのが当たり前の時代だったから、そうじゃなくなった時にそれにしがみついちゃうと新しいことが出来なくなるかなって思ってる。
なので、受け取り方次第なのかなって。
さっきも言ったけど、最初は細かく規定とか条件を作ろうって考えてやっていったら余計わかりにくくなって、それだと何の為の補助か分らなくなっちゃって、そのタイミングで説明をしちゃったりしたのも良くなかったんだなって。
現実問題「仕事だけ」っていうと取引先とかもあるから自分で判断出来ないこと出てきちゃうし、了解がとれたとしても色々な決め事があって「実は行きたい場所に行けませんでした」ってことだったら本末転倒でしょ。
なので、プライベートでもOKにすれば、そういうことも考えなくて良くなるし。
決め事が少ないほうが逆にフレキシブルに使えるってことが分かったんだよね。
まずはやることの方が大事かなって。
ありがとうございました!!
今回のインタビューで、少しは「外に出よう!サポート」の内容が外の皆さんにわかってもらえたらありがたいですし、場所を超えてどこでも仕事が出来るというのが当たり前の時代になって欲しいですね。
そのためには働く方も意識改革は必要ですけど。